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元ドラゴンズ精密機械 吉見投手の著書 「コントロールの極意」  現コントロールキング柳投手との対談も収録!

作品情報

今回は、吉見一起氏の著書である

「コントロールの極意」

をご紹介します!

 

おすすめポイント

ピッチングに興味のある人

ドラゴンズファン

は必読です!

 

というのも、内容はわかりやすく書かれていますが、

技術的には非常に濃い内容となっています。

特にコーチなどをしている人にはぜひ知っていてほしいです。

 

また、ドラゴンズファンなら最後の柳投手との対談は必読です!

柳投手のピッチングに対する考え方、心の持ちようなどを知ることができる

貴重な本だと思います!

この本は、2022年5月に竹書房

より発売となった作品です。

最大のカギは、
再現性にあり。

・目・左腰・左肩の3点で方向性を合わせる
・余計な捻りを加えず一本足でしっかり立つ
・みぞおちから足が生えている意識で地面を押す
・左肩に目を付けて横向きの体重移動を意識する
・真っすぐ突き出したグラブに入っていく ほか 

抜群のコントロールを誇った
元中日のエースが語る、
正確無比の制球論。

著者本人が
動画でも詳細解説!

中日ドラゴンズ、
柳裕也投手との
新旧エース対談も収録!

 

 

筆者は吉見一起さん。

ドラゴンズ黄金期を支えた投手ですね

その実績は言わずもがな!ですね

 

吉見投手は2005年〜2020年まで

ドラゴンズに所属していました。

 

吉見投手の代名詞といえば、コントロール でした。

本の構成

本書は、吉見一起氏が

コントロールを高めるための考え方や練習法を解説した1冊になります。

 

本書ほ構成は以下のようになっています。

  1. 第一章 投球フォームの極意
  2. 第二章 コントロールを高める練習法
  3. 第三章 各球種の投げ方
  4. 第四章 実践で力を発揮する極意
  5. 第五章 コンディションを極める
  6. 吉見一起 × 柳裕也 中日ドラゴンズ新旧エース対談

 

図表が多くて、非常に読みやすい内容になっています!

 

読むきっかけ

僕が読もうと思ったきっかけは、、、

僕自身、最近野球のメカニクス的なことに非常に興味があるんですね。

 

バッティングやピッチングについて、

一般的にはどのようにするのが正解なのか・・・ということに

興味が湧いています。

 

ということで、前回はバッティングの理論ということで、

和田コーチの本をご紹介しました。

 

さらには、そういったことに興味をもつ様になったきっかけは、

ドライブラインがきっかけなのですね。

ドライブラインとは、アメリカにある野球トレーニング用施設のことです。

ドライブラインは、近年MLBの選手も足を運ぶような施設です。

大谷選手も訪れています。

 

その施設について知りたい方は

↓↓この本をぜひ読んでみてください!

 

そういったなか、中日黄金期のエース 吉見氏の本を見つけて

読んでみようと思うに至りました。

 

タイトルの意味 コントロールの極意

コントロールとは?

狙ったところに投げる技術ということになります。

 

極意ということで、この本では

いくつもの技術的なことが書いています。

 

しかし、それに先立つ考え方として、

具体的にどんな取り組みを始めたのか。一番の変化はキャッチボールに対する考え方が変わったことだ。

と、キャッチボールの大切さについて述べています。

 

 

読みやすさ

この本は、非常に読みやすいですが、

内容はかなり専門的です。

 

というのも図が豊富に挿入されていて、

内容はすっと入ってくるようになります。

 

第一章においては、投球フォームの解説について

書かれています。

写真もありますので、是非参考にしてほしいです。

 

ただ、自分は、あまり球を投げる機会がないです笑

なので、バッティングセンターにある、

ストラックアウトで試しています笑

 

素人はさておき、野球のコーチをやっている方は

必読の一冊だと思います!

 

僕もかつては野球少年でした。

しかし、このようなしっかりとした理屈での解説は

残念ながら一度も受けたことはありませんでした。

 

今更ながら、かつてこの本に出会っていたら・・・と思います。

おすすめの人

ドラゴンズファンの人は、ぜひ読んで見てください。

 

最終章には、吉見投手と柳投手の対談が書かれています。

 

コントロールのいい投手同士ということで、

心の持ちようを語ってくれています。

 

プレートの踏み方や、球の目標の考え方、投球前の考え方など

非常に細かく気を使っていることがわかります。

 

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