OPSというのを聞いたことがあるけどどういう意味なの?
OPSのランキングについて詳しく教えて!
こんなお悩みを解決します。
☑著者のプロフィール
小さいころからドラゴンズファン
中学の頃にマネーボールを読んで感激
もっぱら見る専門!独学でセイバーメトリクス歴5年
OPSを解説
OPSとは
OPSとは、野球の攻撃面の評価の一つです
打者の能力を図る指標のうちの一つです。
OPSの計算の仕方は
出塁率+長打率 となります
出塁率の良さと、長打率の良さを
足し合わせた 良い打者かどうかの指標となります。
OPSのランキング〜シーズン最高記録〜
歴代最高OPSは
1シーズンで最も良いOPSを叩き出した選手は・・・
もちろんこの人
「王貞治選手」です!
1974年
- 出塁率:.534
- 長打率:.761
- OPS:1.295
ちなみに、この年は3冠王を獲得しています。
- 打率.332
- ホームラン49本
- 打点107点
突出した出塁率
出塁率.534!?!?
これは、歴代でも以上に突出した数字みたいです。
基本はどれだけよくても.400台みたいです。
まさに異次元の数字。
で、これがなぜかというと。。。
1974年は、V9の翌年 優勝を逃したシーズンでした。
翌1974年も打率.332・49本塁打・107打点で史上初の2年連続三冠王に輝いた。同年8月4日の対阪神戦では、古沢憲司から史上8人目となる通算2000本安打を達成。
この頃になると、長嶋が既に現役最晩年で往年の打棒が望めず、他球団の警戒は王に集中していた。これは1973年の124四球(38敬遠)、1974年の158四球(45敬遠)という記録にも表れている。特に1974年は四球と敬遠に加え、出塁数294、長打率.761も日本プロ野球のシーズン最高記録を更新し、非公式の記録では出塁率.532、OPS1.293、本塁打率7.86、RC2714.9825などもシーズン最高記録であった。これらの記録の内、長打率、本塁打率(現在の記録保持者は共にウラディミール・バレンティン)以外の記録は未だに更新されていない。
wikipediaより
ということで、長嶋氏の力が衰え、
結果として、王氏への勝負が徹底的に避けられた結果みたいですね。
こうやって歴史を紐解いてみると面白いですね。
OPSのランキング〜直近10年〜
それではそういった過去の事例も踏まえて
直近10年のOPSランキングをまとめてみました!
直近10年のOPSランキング
選手名 | 年 | OPS |
バレンティン | 2013 | 1.234 |
村上宗隆 | 2022 | 1.1167 |
筒香嘉智 | 2016 | 1.109 |
柳田悠岐 | 2015 | 1.100 |
丸佳浩 | 2018 | 1.095 |
柳田悠岐 | 2018 | 1.091 |
鈴木誠也 | 2021 | 1.072 |
想像通り皆、歴史に残るいいバッターです
上位からみても、目安としては
1.000を超えてくるような結果になります。
バレンティン(2013年)が直近のランキング1位に
バレンティンの2013年はもちろんあの年です。
出塁率と長打率はそれぞれ
- 出塁率: .455
- 長打率:.779
- OPS:1.234
この長打率は 歴代1位です。
もちろん本塁打数も1位ですからね。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
- OPSは打撃の指標の一つであります。
- 出塁率と長打率を足した指標で、両方の要素を含んでいます。
- 王貞治氏やバレンティンがランキングのトップに来ています。
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