
「セイバーメトリクスって最近よく聞くけど、正直よくわからない…」
「セイバーメトリクスについて詳しく知りたいな!」
そんな方に向けて、この記事では「セイバーメトリクスとは何か?」を、初心者向けにわかりやすく解説します。
プロ野球やメジャーリーグでも当たり前に使われるようになった“野球をデータで評価する考え方”
これを知れば、今まで見ていた野球がもっと深く、もっと面白くなります!
☑ 著者のプロフィール
野球観戦がライフワーク。
ドラゴンズを中心にMLB~高校野球まで
データも使って野球を楽しむ日々です!
セイバーメトリクスとは?

セイバーメトリクスとは野球のデータ分析という意味
セイバーメトリクスとはSABRmetricsと表記され、SABR+metricsという造語です。
SABRは Society for American Baseball Research=アメリカ野球学会の略です。
metricsは解析という意味です。
合わせてアメリカの野球の分析という意味となります。
ちなみに、この造語を作ったのは、あの偉大なるビルジェームズです。
どんなことをするのか
セイバーメトリクスでは、野球のデータをあらゆる角度から分析します
そして、新たな法則を発見することが目的となります。
それによって、これまでにない価値観を生み出すことを目的とします。
これまで多くの分析がされました。
データに基づく新たな価値観は旧来の経験による野球観を全く覆すものとなってきています。
例 ランナー1塁でのバントには価値があるのか?
経験則:ランナーを進塁させる良い戦略だ
セイバーメトリクス:得点の確率を下げる悪い戦略だ
セイバーメトリクスの歴史

セイバーメトリクスの始まりと脚光
セイバーメトリクスの始まり
1970年ごろといわれています。
警備の仕事をしていた野球とは全く関係のないビルジェームズが
セイバーメトリクスの父と言われています。
彼は夜勤の、合間に野球のデータをひたすら分析していました。
そして、それを自費出版にて発表するということを行っていました。
これは、どんな野球オタクもびっくりな行動ですよね。
オタクを超えてもはや変態!?
セイバーメトリクスの脚光
セイバーメトリクスが脚光を浴び始めたのは、2000年初頭です。
マネーボールという物語となっています。
弱いチームが勝つために、このデータを利用し始めたのです。
それが当時のアスレチックスです。
資金が非常に厳しい中、セイバーメトリクスに則った
データに基づく戦略がチームを強くしました。
アスレチックスは
2001年、2002年と連続してシーズン100勝を挙げました
セイバーメトリクスの最近
その後も次々とセイバーメトリクスを活用するチームが増え
その利用方法も姿を変えてきています。
最近では、レーダーやセンサーを使った動作の解析が主となってきています。
それによって、選手の隠れた才能を発見したり、
選手をよりよくトレーニングする方法が発案されてきています。
セイバーメトリクスの代表的な指標一覧

ここでは、代表的な以下の指標についてご紹介します。
セイバーメトリクスの代表的な指標
- 打者の指標:OPS
- 投手の指標:WHIP
- 総合的な指標:WAR
打者の指標:OPS
OPS:On-base plus slugging
打者を評価するための指標です。
OPSは出塁率+長打率で算出されます。
セイバーメトリクスでは打率や打点でなく
出塁率と長打率に重きを置くことが多いです。
OPSは
.700あたり:並の打者
.900〜 MVP級の活躍と評価されます。
投手の指標:WHIP
WHIP:Walks plus Hits per Inning Pitched
投手を評価するための指標です。
WHIP = (与四球 + 被安打) ÷ 投球回
1イニングあたりに出塁を許した値となります。
WHIPは
1.20未満 エース級
1.40〜 問題ありと評価されています。
総合的な指標:WAR
WAR:Wins Above Replacement
投手・野手関係なく使われる指標です。
平均的な選手と比較して、どれだけ勝利数を上積みしたかという値になります。
WARの計算式は複雑かつ、分析機関によってことなります。
WARは
2.0あたり:並の選手
5.0〜 オールスター級の活躍と評価されます。
セイバーメトリクス関連本一覧
セイバーメトリクスに興味を持った方には、
おすすめの書籍をご紹介します
これで、職場の野球好きとの話が盛り上がるはず!
ここで紹介するのは以下の3冊です。
マネーボール
おすすめのポイント
- セイバーメトリクスの必読書
- セイバーメトリクスの始まりがわかる
- セイバーメトリクスを活用して貧乏球団を強豪チームに作り上げた胸熱ストーリー
アメリカン・ベースボール革命: データ・テクノロジーが野球の常識を変える
おすすめのポイント
- 現代のセイバーメトリクスを理解するための必読書
- センサーやレーダーを使ったメジャーリーグトレンドが分かる
Rによるセイバーメトリクス入門
おすすめのポイント
- セイバーメトリクスをやってみたい人におすすめ
- 自分で実際にデータを分析できるようになります
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
セイバーメトリクスとは
- 野球のデータの分析で、あらたな価値を生み出すことを目的とします。
- 歴史があり、今もなお進化し続けています。
セイバーメトリクスを理解すると、野球観戦がさらに楽しくなるのは間違いなし!
身近の野球オタクとの話が盛り上がること間違いなし!
セイバーメトリクスについてもっと深く知りたい方はこちら